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第7話 学校ワークって大変よね

             

提出物となる学校ワークはなかなかに厄介だ。なんせ内容が深い。深すぎるのだ。重箱の隅をつつくような問題が多数出題され, 確かにこれを全部暗記すれば, そこそこの高得点は取れるものの, ほとんどの中学生は途中で根を上げてしまい, 答えを見て赤ペンで直すのが日課となっていることだと思う。

社会を例に挙げると, 社会で覚えるべき用語はざっくり2種類に分けれられる。基本的な用語と, 高得点をとりたければ覚える用語(応用的な用語)だ。

僕の指導法はまず前者を徹底的に覚えさせる。教科書の太字をもとに作った自作の一問一答, これを完璧にできるようになるまで何度も暗記させている。そしてある程度, 基礎が固めた上で, 学校ワークに取りかかってもらう。そうすればベースができているので, 学校ワークが生きる。60点分の基礎力をもとに70点, 80点と理解を深めていくことができる。

ただこの学校ワーク, 何が厄介かって, 先ほどあげた2種類がごちゃ混ぜに出てくるのだ(特に理社)。基礎的な用語も応用的な用語も関係なく, 無作為に出題される。そのため基礎的な暗記ができていない子は, どれを覚えればよいのか, どこから手をつければよいのか, わからなくなってしまう。

また英語も同じで船橋市が推奨している教科書『TOTAL ENGLISH』はお世辞にもよい教科書とは言えない。受験に沿っていない, というか, 会話中心になっている, というか, そりゃあ分かりますよ。日本がグローバル化に向けて, 着々と会話重視の英語教育を目指していることぐらいは。でも受験の制度は昔のままじゃないですか。もし会話重視で進めたいのであれば, まず受験制度を直して頂かないと, 我々はうまく対応できないのですよ。

そんなお世辞にも良いとはいえない『TOTAL ENGLISH』のワークはさらに過酷さを極めている。応用に応用のオンパレードだ。基礎的な単語も知らない, 基礎的な英作文も知らない, 中学生がやろうものなら, すぐに赤ペンの出番である。

話が逸れてしまったが, そんな経緯もあって, 学校ワークはなかなかに厄介だ。ただ弁明しておくが, かと言って学校ワークが一方的に悪いわけでもない場合もある。結局のところ, テスト2週間前になって慌てふためいて, 真っ白なワークに手をつける中学生も原因があるのだ。学校でその日習ったことをその日に復習していれば, こんな問題も起こらない。ためるにためてしまった方も責任があるのだ。

ちなみに進学塾Axelでは塾生全員に「学校ワークをテスト本番2週間前までに終わらせること」を義務化している。今回は何人が終わらないかな, という心配も抱えつつ, そしてその予想は毎年, 大幅に上回ってしまうのが残念でならない。今回はどうなるか, Axel生よ, 急げ。

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