第1話 宮部がまたブログを書き始めたらしいよ

             

進学塾Axel船橋教室のHPが立ち上がったのはつい半年前。何度も試行錯誤を繰り返し, 業者さんと話し合いに話し合いを重ね, ようやっと完成した時の感動は今でも忘れない。

いや、忘れた。だから今, 重い腰を上げて, 今更に今更を重ねるようブログを書き始めている。生徒には「嫌なことを先延ばしにするな」とあれほど口酸っぱく言っているくせに, ブログは真っ先にその対象となったのである。

  以前はブログを書くのが好きだった。かつて勤めていた塾では5年間で500話以上も書き続け, そこそこの方が素敵なファンやアンチになってくれた。現に進学塾Axelの創業者菅原氏と知り合ったのも, そのブログがきっかけだったほどだ。「継続は力なり」というが, ブログなどのSNSはまさにその賜物だろう。継続しても力にならないのはストーカーなどの犯罪ぐらいで, どんなことでも続けることによって, 価値は自然と生まれるのである。

だが2018年, 進学塾Axelに勤めてからブログは一切, 書かなかった。いや、書けなかったという方が適切であろう。理由として, 僕は一見, 穏やかで優しそうな見た目とは裏腹に, 言葉がキツいらしい。どれぐらいキツいかといえば, 歴代彼女に言われた言葉, ベスト2に『言い方をなんとかして』がノミネートされるぐらい言葉がキツいようだ(1位は『正論ばかりで嫌になる』)。

だが以前, 勤めていた塾は自分が立ち上げた経緯もあり, 好き勝手言えた。近隣中学校を批判したり, 「こんな塾はダメだ!!」と書き殴り, またそこに若気の至りも加わり, なかなかに過激派塾講師であったように思う。中学校の定期テストの範囲が直前になってずれれば, 「生徒にあれだけ計画的に勉強しろ, と言っているくせに, 直前になって範囲を縮める先生方は…」と書き, 本当によく帰り道に背中を刺されなかったと思うほどだ。命がいくつあっても足りないし, これじゃあ命のバーゲンセールだ。この前, 37歳の誕生日を迎えられたことに今ここで, ひっそりと感謝しよう。

しかし進学塾Axelではそうもいかなかった。創業者菅原氏の立派な教育理念, 指導理念があり, 僕がひょんなブログを書くことで, その理念に別の解釈が生じてしまっては申し訳ない。足どころか, 尻すら向けて眠れなくなってしまう。

だから穏便に, オブラートに包むような言い回しを考え, 誤解が生じないよう差し障りのない言語選択を, と考えているうちに, クッソつまらない駄文に駄文を上塗りし, 「あー!もう!」と匙どころか計量カップまで投げてしまった次第である。

しかし実際のところ, かつてのブログもファンはいたのだ。アンチもいたかもしれないが, 塾に通ってくれていた生徒や保護者様は, そこそこ楽しく読んでいたのだ(僕の低脳解釈では)。みんなが大好きなアイドルだって, 国民全員が好きなわけじゃない。人気者にファンとアンチはつきもの, 大事なことはアンチを気にするよりも, ファンに寄り添う姿勢であろう。

 また先日, 菅原氏に会ったところ, 「宮部さんは好きにやってください。独自の教育理念をもとに, 独自な姿勢を貫いてください」とも言われた。

なるほど, なるほど。そのようなありがたきお言葉, 身に余る光栄, ご期待に応えぬわけにはいきませんな。お任せあれ, 私宮部, 指先に全身全霊を込めて, この長きに渡るブログ道, 駆け抜けてみせようホトトギス, とそんなドラマティックな展開はなかったが,  船橋市に住む皆様, または陰ながら応援して頂いている読者様のために, 今後も執筆を続けていこうと思う。

僕の今後のブログ道に幸あらんことを。ホドホドに, ギスギスしない程度に。

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